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『マイ・ライフ、マイ・ファミリー』
JUGEMテーマ:映画
マイ・ライフ、マイ・ファミリー 制作年:2007年
 制作国:アメリカ
 上映メディア:劇場未公開
 上映時間:115分
 原題:THE SAVAGES
 配給:20世紀フォックス
 監督:タマラ・ジェンキンス
 主演:フィリップ・シーモア・ホフマン
     ローラ・リニー
     フィリップ・ボスコ
     ピーター・フリードマン

ジョンとウェンディの兄妹は、認知症になった父を否応なく引き取る羽目に陥る
幼い頃に父から虐待を受けていたふたりは、他人同然の存在だった彼の世話に手
を焼くが…。


あらすじを読んで思っていた内容とちょっと違う作品でした。
主人公の二人の兄妹ジョンとウェンディ二人は子供時代父親か
ら虐待はされていたようです。
お父さんがアルツハイマーの初期症状が出てしまったのもあっ
てますが二人の兄妹が父親を引き取って世話はしていません
でした。
すぐに施設に入れて見舞いに行っているだけで実際の世話に
は関わっていません、ではどういう作品かというと兄妹と父親
との物語ではなく二人の兄妹のお話でした。
母親の育児放棄により父親との暮らしとなりあれた父親が子供
に手を出すそんな家庭だったことから大人になった二人にも多
少のゆがみが生じていますね特に妹のウェンディに顕著に表れ
ています。
彼女の恋愛観というのは理想の父親を求める形で年上の男を
好むようになり今でも不倫にいそしんでいます。
相手の男は若い体を求めて・・・まあ若いといってもウェンデ
ィは40代だから若くはないのだけどウェンディ自身描かれてま
すがあれの最中も全く満たされていません、なのになぜその男
に固執するのか、結局お父さんとの過去がゆがまされてるんで
しょうね、実際統計でも年上の男との不倫をする女性の大半が
過去父親に暴力を受けていた。または父親を知らない女性がお
おいようです。自分が得られなかった理想の父親像を求めてし
まうのだろうけど・・・まあ心理学的な問題なので詳しくは理
解できませんけどね、そんな情緒不安定なウェンディをローラ
・リニーさんが演じてらしていました。
どんな役でも無理なくなりきる姿はすごいですね、そしてポー
ランド女性と同棲しており彼女の卵焼きを食べるとなぜか泣い
てしまう兄ジョンをフィリップ・シーモア・ホフマンさんが
演じていました。
現実主義らしく情調不安定ぶりを見せる妹をたしなめたり現実
を教えるためにけんかしたり彼の行動はを見ていると妹思いな
一面が見えてきます
感情的にお父さんを世話しようとする妹とは逆に冷静に父親を
見つめるジョン実質的に父親から暴力を受けていたのは彼です
が父親とは冷静に接している姿が興味深かったです。
そんな二人が父親を施設に預けてから父が死ぬまでを描いた作
品でした。
古いサイレント映画を見て父親が子供に暴力をふるうシーンで
怒り出す姿や二人の兄妹げんかを悲しそうに見つめる姿や
けんかの声を聞こえないように補聴器のボリュームを下げたり
と見ていると結構兄妹に対し寂しそうな悲しそうな表情をする
ときがあります。
きっとすごい後悔の念があってそれで何十年も彼らの前に姿を
見せなかったのではないか決して忘れていたわけでも無視して
いたわけでもないと感じました。
本当は彼らに再会できてうれしかったはずです。愛する奥さん
が育児放棄をして家をでいていったことが彼の心をゆがめ子供
に手を出してしまった。彼らと距離をとることでそのことが痛
いほど客観的にわかったんじゃないかな、後半でのジョンの
落ち着き用はそれと悟ったからではないかと今では思うように
なりました。
こういうふうにこの作品の一面を感じ取れるのも演技派の二人
が作品とキャラクターをよく理解し演じたからだろうし、繊細
な演技を求められる父親を名優フィリップ・ボスコさんが熱演
されたからだと思います。


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| 16:56 | 【MOVIE】 | comments(2) | trackbacks(1) |
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地味ながら主演のお二人の演技が光る作品でしたね。
避けて通れない介護問題ですが、かなりリアルに描かれていましたね。とても興味深い内容でした。
| yukarin | 2010/02/25 12:53 |
yukarinさんこちらにもコメントTBありがとう

介護問題はやはり深刻だよね誰しもいずれは
経験することになるのだから・・・ましてや
この作品ではこの父親に主人公二人は虐待を
受けてましたからね
| せつら | 2010/02/27 09:23 |









 
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| 碧草の風 | 2010/02/21 19:28 |
「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」 (2007年 アメリカ映画 監督タマラ・ジェンキンス) 日本では劇場未公開の映画。地味な作品だったが、認知症の親を抱えた家族の話として、身につまされる映画だった。 連絡を取り合っていない父親が、同居していた恋人に死な