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『マチュカ 〜僕らと革命〜』
JUGEMテーマ:映画
マチュカ 制作年:2004年
 制作国:スペイン・チリ
 上映メディア:劇場未公開
 上映時間:116分
 原題:MACHUCA
 配給:カルチュワ・パブリッシャーズ
 監督:アンドレアス・ウッド
 主演:マティアス・ケール
     アリエル・マテルーナ
     マヌエラ・マルテリィ
     アリーン・クッペンハイム

73年のチリ、サンチアゴ。富裕層地区に住むゴンサロ・インファンテと貧民街に住む
ペドロ・マチュカの12歳の少年たちは、理想主義の校長、マッケンロー神父の方針で
同じクラスに通うようになる。二人に芽生えた友情は発見と驚きに満ちていた。しか
し、現実の壁は厚く、人種差別廃止の試みに公然と反旗を翻す者たちがいた…。


この作品は1973年代のチリを舞台にした作品で当時の社会情勢を子
供たちを主人公にし彼らの目線から描いています。
社会主義で揺れるチリのなかにあって富裕層と貧困層の格差は激し
いものでした。
そんな中貧民街に住む子供たちが教育を受けられないという現実に
うれいたキリスト教進学校の校長先生は自分の理想を実現するべく
貧民街の子供たちを無料で学校に通わせることにします。
そこで出会ったのが主人公ゴンサロと貧民街の子供マチュカでした
いじめられっ子のコンサロは貧民街で培った強さを持つマチュカに
あこがれそして二人はいつしか友人になる、彼ら二人ともう1人の少
女を含め友情を暖め合うが子供である彼らに現実の壁が重くのしか
かってくる、社会情勢に巻き込まれた子供たちの運命は・・・
とても悲劇的で悲しい物でした。
主人公のゴンサロはもともと裕福とはいえその環境に違和感を感じ
ていました。
なぜなら彼の家族はお母さんと姉だけでお金は実は二人の男に体を
許し愛人としてお金をもらっていたからに過ぎなかったのです。
1人は若く政府の食品関係に努めていてもう1人はもうお年寄りでお
金だけはたんまりと持っています。
食べ物に関しては若い男にお金に関しては老人にその代わり2人に
体を許していたのです。
それを知っているゴンサロはいつも悲しい顔をしていて母に付き合
うのをやめてくれと懇願するのでした。
しかし贅沢をやめられない母親はゴンサロのことを愛してやまにけ
ど生活のためにというよりは自分が贅沢をするためにやめられなく
なっているように思えました。
姉もまた母親にそっくりでゴンサロは余りよく思っていない様子で
す。そんな彼がマチュカと遊ぶようになり貧民街に遊びに行くよう
になりまた少女とその父親とデモに参加し国旗を売る手伝いをした
りして、自分の住む世界とは反対の世界を知ることになります
しかし知れば知るほど実はゴンサロとマチュカの心は遠ざかってい
っていたような気がしてなりません、ラストは思わず涙が出てしま
いました。
これが現実なのかと3人の子供たちの運命に悲しくなりました。
心は優しいが臆病なゴンサロはラストでとった行動をきっと大人に
なっても後悔と後ろめたさにさいなまれて生きていくことでしょう
マチュカもまた自分の置かれていた境遇の真実を知りまたゴンサロ
との本当の人生の格差を目のあたりにしショックと共に生きていく
ことでしょう、ゴンサロは決して悪くはないのです。2人とも子供
過ぎたのです。あの現実を体験しては大人でも適切な行動はとれな
いですよ、こればかりは社会が悪いといえるでしょう社会主義が
作り上げた悲劇とも言えます。
何が起こったのかは実際にこの作品を見てもらいたいです。
思うにこの作品で描かれている事は戦後の日本も経験していると思
いました。戦争を知らない世代になりつつある日本ですがこういう
事は忘れてはいけませんね、二人の少年の未来が気になります。


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| 17:22 | 【MOVIE】 | comments(0) | - |
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