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『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』
JUGEMテーマ:映画
アウェイ・フロム・ハー 制作年:2004年
 制作国:カナダ
 上映メディア:劇場公開
 上映時間:110分
 原題:AWAY FROM HER
 配給:CCRE
 監督:サラ・ポーリー
 主演:ジュリー・クリスティ
     ゴードン・ピンセント
     オリンピア・デュカキス
     マイケル・マーフィー

結婚して44年になるグラントとフィオーナ。決して良き夫とは言えない過
去もあるグラントだったが、いまはフィオーナを深く愛し、夫婦仲良く穏
やかな日々を送っていた。ところがやがて、フィオーナをアルツハイマー
型認知症の悲劇が襲う。物忘れが激しくなったフィオーナは、ついに自ら
老人介護施設への入所を決断する。施設の規則で入所後30日間、面会を許
されなかったグラント。そしてようやく訪れた面会の時、フィオーナはグ
ラントを覚えていないばかりか、彼の前で車椅子の男性オーブリーに対し
親しげな振る舞いを見せるのだった。その後も日増しに深まっていく2人
の仲を目の当たりにして動揺を隠せないグラントだったが…。


この作品はアルツハイマーにかかった奥さんと夫を描いた作品で監督は
「死ぬまでにしたい10のこと」「あなたになら言える秘密のこと」の
サラ・ポーリーさんです・・・あ〜そういえばゾンビにも追いかけられ
てたね、この作品は2004年に制作された作品で当時のサラさんは27歳
だったようでそれだけでも驚きですね、というよりサラさん初監督作品
よりもサラさんが27歳だったことのほうが驚きました。
作品は非常に淡々とした作品で全体的に大きな動きのある作品ではない
です。
テーマがテーマだけに慎重に描いたように見えました。
アルツハイマーを主題にした作品というと荻原浩さんの『明日の記憶』
に感動した口で映画のほうは見てません、どうしても比べちゃいます
この作品もアリス・マンローさんの『クマが山を越えてきた』という短
編集の一編の映画化でどちらも原作ありきの作品と共通してます。
この作品はアルツハイマーにかかったのは奥さんのほうで施設には自ら
入ることを決めました。
少しづつ忘れゆく中で夫に迷惑はかけられないという思いで決心しまし
た本人もいってましたが主人公グラントは大学教授で若い頃は女癖が悪
く教え子にも平気で手を出していたそうでそれでも夫を支えてまた
彼に迷惑をかけたくないと施設に自ら入居することを決める凄くできた
奥さんです。
年齢を重ね奥さんだけを愛するようになったグラントですが彼もまた
奥さんを愛する気持ちはいっぱいだったようです。
入居して30日は面会が出来ないという規則ようやく30日たって面会が出
来るようになったが施設で見た彼女は別の男を献身的に世話をしていて
自分のことをすっかり忘れていたのでした。
アルツハイマーという病気と向かい合った老夫婦を描いた作品ですで感
じ入る部分も多々あったのだけど演出的に首をかしげるシーンもありま
す。
特に後半からラストにかけては納得できないというかグラントの取った
行動は正直『酷い』とおもうんだよね、そこまでは妻えの愛情にあふれ
た作品に見えていたのに台無しでした。
彼女の幸せのために身を引きオーブリーと引き合わせ恋心を糧に幸せに
生きてほしいと願った。それ自体は凄いことを決断したなと感心したの
だけどその手段はほめられない、彼女のことを思ったとしてもあの行為
は結局裏切りじゃないですか?もちろん最初に言い寄ってきたのは彼女
だけど利用したのはグラントです。
しかもあのラストだとあの行為自体が意味のない物になってしまってお
り詐欺とられてもおかしくない、この作品なんだか非常にタイミングが
よすぎるんですよね、ラストの正気に戻るタイミングもちろん一時的
なんだけど、看護師が説明したこと解説したことがあっさり奥さんを
とおして実現するところなどなんだかアルツハイマーの症例を説明する
映画のような感じに思えちゃったんですよね、その辺は初監督で長編
映画だったテンのキャリア不足というところなんでしょうか、なんだか
説明的な作品だったように思えます。
奥さんを演じたジュリー・クリスティーさんの演技はすばらしかったの
だけどすばらしすぎて本当にアルツハイマーというよりは過去の夫の
不祥事を攻めたアルツハイマーのふりに見えたりしました。
そのことはグラントも作品中で述べてるように『私を責めるための振り
じゃないかと思うんです』という台詞が生きてきました。
もちろんそんなことはないのだけどそう思えるほど自然に演技していた
んですね、『痴呆』という部分の見せ方が『綺麗すぎた』のも影響して
るかも、そういう意味では作品自体全体的に綺麗にまとめようという
思いが見えてた作品ですね、興味深く鑑賞は出来ましたが感動は出来な
かったです。



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| 18:03 | 【MOVIE】 | comments(5) | trackbacks(7) |
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せつらはいまひとつ?
とても慎重に描かれていて良かったてず。
私は泣きましたよォ。
ちょっとキレイに描かれてたかなという気はしますけどね。
| ゆかりん | 2009/02/18 13:00 |
ゆかりんさんこちらにもコメントありがとう

そうですね〜いまいちでした。アルツハイマーの初期の段階でまだ酷くなる
手前を『綺麗に描きすぎてる』んですよね、後主人公の最後の行動で
引いちゃいました。奥さんのためとはいえそれは違うだろうって
| せつら | 2009/02/18 18:52 |
夫の気持ちを、あそこまでしてまで妻のことを思ってるんだ、愛してるんだ、ってことを描きたかったんでしょうが、
あのベッドインは絶対に納得できなかったですし、納得したくなかったです。
そうそう、それにジュリー・クリスティですが、綺麗で
年を重ねられてもさらに綺麗だったし、演技も上手かったんですが、私も彼女が”ふりをしてる”ようにしか見えないシーンがたくさんありました。
やはりあれじゃ、胸を打ちません。
サラ・ポーリー、あの若さでよくぞこんなに想像力を働かせて、素晴しい映画を撮ったもんだ・・という意見も多々ありましたが、やはり20代の想像力でしかなかったのでは・・と思ってしまいました。
彼女の想像や思いを否定するつもりはありませんが、現実問題として、いろいろ経験した身となると、どうしても相容れないものがありました。
| メル | 2009/02/22 09:30 |
メルさん今晩はエコーありがとう

病気を知ってるかたやこういう病気の方を看病したことがある方が見ると
かなり違和感があるよね、綺麗に綺麗に描こうとしてさあ感動しろ
といわれても無理です。
こんな綺麗な病気ではないですからね、また本当の苦労はこれからです
夫のラストの行動はメルさんも納得できなかったようですね
愛する奥さんのためとはちょっと思えないしあれだと奥さんは
一時的に嬉しいかもしれないけどすぐに分からなくなるしね
その一時的な感情のために彼の奥さんをだましているのだから
自分さえ満足なら他人はどうでも良いのかってことになるよね
そういう意味で彼の最後のあの演出はマイナスだと思います。
| せつら | 2009/02/22 18:45 |
トラバ&コメ、ありがとうございました。

私もまず、サラ・ポーリーの若さとこの作品を初監督作品に選んだことに驚きましたし、その勇気に感心しました。
でも、内容はせつらさんと同じで、釈然としない感じでした。
やはり、アルツハイマーって過酷な病気ですからね。
ほんと、この登場人物たち、これからですよね。
| マダムよう | 2009/03/14 12:51 |









 
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| マダムようの映画日記 | 2009/03/14 12:53 |
ーアウェイ・フロム・ハー 君を想うーAWAY FROM HER 2006年 アメリカ サラ・ポーリー監督・脚本 ジュリー・クリスティ(フィオーナ・アンダーソン)ゴードン・ピンセント(グラント・アンダーソン)オリンピア・デュカキス(マリアン)マイケル・マーフィ(オーブリー
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