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『ルワンダの涙』
JUGEMテーマ:映画
ルワンダの涙 制作年:2006年
 制作国:イギリス・ドイツ
 上映メディア:劇場公開
 上映時間:115分
 原題:SHOOTING DOGS
 配給:エイベックス
 監督:マイケル・ケイト=ジョーンズ
 主演:ジョン・ハート
     ヒュー・ダンシー
     ドミニク・ホロウィッツ
     クレア=ホープ・アシティ

フツ族によるツチ族虐殺事件が勃発し、学校は一夜にして難民の避難所
に。国連軍が諦めて手を引いた時、英国人教師と神父は大きな選択を迫
られる。


なんかしゃれにならない映画でした・・・どうして同じルワンダ人なの
に部族が違うと言うことだけであれほどの虐殺が出来るんだろう?女子
供赤ちゃんまで残酷な殺し方をするフツ族に怒りを感じるし、もし立場
が逆でもツチ族はフツ族に対して同じことをしていたんじゃないかと思
う群集心理なのか政府による洗脳なのか常軌を逸してます。
この出来事がほんの13年前の出来事と言うんです・・・就職して間もな
い頃だけど「そんな事実は知りません」でした!
平和に安全な国で何不自由なく気ままに生きる社会人になりのんきに生
きてきた。これほどの虐殺を知らないなんて恥ずかしい・・・平和が
安全が人を無知にしそして無関心にするんだろう、これほどの出来事で
すTVで騒がれたはずなんです。何故こうも無関心でいられたんだ!
この作品を見終わってまず自分に腹が立ちました。
各国の一人一人のひとがこういう事実に向き合わなければ民族紛争や
戦争そのものが亡くならないんだと思う、日本の拉致問題もそうでしょ
う、何かの小説で知ったんですがルワンダのこの悲劇と同じことが日本
でも起こっていたんです。
戦後の話でした相手は韓国人・・・教科書には載っていないけどこの事
実は文献として残っている、おじいちゃんやおばあちゃんも知ってるか
もしれない日本人が在日韓国人に行った虐殺を・・・
この作品は見ていてつらかったです。主人公達そして国連軍の人たち
のままならない気持ちは分かります。
国連軍のデロン大尉だって彼らを救いたかったはず、彼ら受けた命令は
治安維持で目の前でフン族がツチ族を虐殺していても止めることも発砲
することも出来ない、では心情に流されて発砲したらどうなるのか
答えは火を見るより明らかじゃないですか、撤退命令は悲しかったけど
国単位で彼らを守るわけにはいかないし、では主人公達はどうなの?
彼らも彼らなりに必死に戦ったと思う、ジョーの最後の選択は非常に
苦しかったはず。自分があの立場ならやはり同じ選択をしただろう、し
かし助かって母国に帰ったとしても何を語っても総てがいいわけにしか
ならないのも事実だし分かっていると思う、「怖くて逃げたのだ」彼が
生き残ったマリーにされた質問「何故残らなかったの?」という短くて
鋭い牙を持った質問の答えです。
「怖くて逃げた」これが総てなんですよ、どう言葉を飾ったところでこ
の事実からは逃れられない、逃げてしまったジョーは一生苦しむことに
なるでしょう、しかしあのどうしようもない現実の中でどうすればよか
ったのか、最後の最後に追い込まれた彼らの選択は?どうやって生き残
るのか、ジョーの選択も「生き残る」と言うことを前提に考えた選択な
のです。彼を攻めることは出来ません、だからマリーもあの問いだけを
残したんでしょう、クリストファー神父は残ると思いました。
実はあの段階で残って彼らとともに信念をまっとうするのもありだと
思ってました。神父は作品中常に神についての信念をジョーに語ってい
ました彼はきっとのこり若いジョーは帰らせるだろうと・・・彼は彼の
信念に成就したと思う、しかし昨日まで仲良く笑って過ごしていた仲間
と思っていた彼らが突然鬼になる・・・これが民族紛争の現実なんだと
この作品を見て悲しくなった。


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こんにちは〜
この作品は気になっていましたが、まだ未見です。
「ホテル・ルワンダ」は観ましたが、ルワンダの10数年前の状況だったのですね。
平和ぼけしてたのは日本人だけだったのかも知れませんね。幸せと言えなくもないですが。
今、アフリカの現状がどう変わったのか知らないと言う事も考えさせられる気がします。
| ワトソン | 2007/11/21 10:19 |
ワトソンさん今晩は、コメントありがとう!

「ホテル・ルワンダ」は手元にあるんだけどまだ見ていないんですよ
「ルワンダの涙」を見た以上もう無視は出来ないですからね
3連休の時にじっくり見るつもりですよ、見たらTBさせて頂きますね!
それにしてもこの作品は見るに耐えなかったです。同じ国民で
何故殺し合わなければならないんだろう?
| せつら | 2007/11/21 22:04 |
TBありがとうございました。

すごく深く考えておられるのね。
辛い映画でした。
私は「ホテルルワンダ」も見ましたが、虐殺の歴史的真相はやはりわかりません。
根本はいろんな形のエゴなんだろうけど、それであんな残酷なことができるなら、世界中いつどこで始まっても不思議はないので、とても怖いです。

実際、サラエボでもあったわけですしね。
| マダムよう | 2007/11/22 10:44 |
マダムようさん今晩は!コメントありがとう

そうですね、安全な国に住んでいる私たちですがこういう事実を
見せつけられると考えさせられるし凄く悲しくなります。
「ホテル・ルワンダ」は手元にあるんですよ、続けてみるときついと
分かっていたので間に3本挟みました。明日見る予定です。
| せつら | 2007/11/22 20:16 |
こんばんは!
私も『ホテル・ルワンダ』を観るまでルワンダ紛争のことを知りませんでした。
どうして知らなかったのか―?
もしかしたら、ニュースで聞いていても「怖いなぁ〜」と思っただけでやり過ごしていたのかもしれません。
その無関心さに自分に腹が立ちました。

この映画は、虐殺で生き残った方々が沢山スタッフで参加していたそうですね〜
その方々が、皆笑顔でエンドロールに登場した時に、ますます辛くなりました。
強く生きていって欲しい、、、と切に願っています。
| 由香 | 2008/06/03 23:48 |
由香さん今晩は、ルワンダ紛争は私も知りませんでした。
こういう紛争現地で何が起こっているかなんてニュースでも取り上げない
そういう姿勢がそもそも間違っているんだと思う、デリケートな問題ではあるけど
だからこそ知らなければならないことなのに何もできないにしても
知ることは重要ですよね
| せつら | 2008/06/05 20:54 |









 
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| マダムようの映画日記 | 2007/11/22 10:45 |
ールワンダの涙ー 2005年 イギリス/ドイツ マイケル・ケイトン=ジョーンズ監督 ジョン・ハート 、ヒュー・ダンシー 、クレア=ホープ・アシティ 、ドミニク・ホルヴィッツ 、ニコラ・ウォーカー 、ルイス・マホニー 【解説】 ルワンダのフツ族対ツチ族の抗争に端
| ★YUKAの気ままな有閑日記★ | 2008/06/03 23:40 |
WOWOWで鑑賞―【story】アフリカのルワンダで、フツ族によるツチ族虐殺事件が発生。公立技術学校を運営する英国カトリック教会のクリストファー神父(ジョン・ハート)とそこで働く青年協力隊の英語教師ジョー・コナー(ヒュー・ダンシー)は、生徒のマリー(クレア=ホ
| こんな映画見ました〜 | 2009/11/05 14:53 |
『ルワンダの涙』 ---SHOOTING DOGS  BEYOND THE GATES--- 2005年(イギリス/ドイツ) 監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ 出演: ジョン・ハート、ヒュー・ダンシー 、クレア=ホープ・アシティ 、ニコラ・ウォーカー 1994年にアフリカのルワンダ共和国で